薬物性口内炎

薬物性口内炎(山田歯科医院)

お薬を服用すると、その副作用として、まれに口内炎が発症することがあります。
重篤な薬物性口内炎は、その多くは抗がん剤の副作用として報告されていますが、抗菌薬(抗生物質等)、解熱消炎鎮痛薬(痛み止め)や抗てんかん薬のように医療機関で処方されるお薬のほかに、市販の総合感冒薬(かぜ薬)でも起こることがあります。
厚生労働省では、本年5月重篤副作用疾患別対応マニュアル「薬物性口内炎」を公表して、お薬の服用による口内炎を放置することなく適切に対処することを呼びかけています。
薬物性口内炎は、お薬を服用すると必ず起こるものではありません。ただ、副作用に気づかずに放置していると重くなり、健康に影響を及ぼすことがあるので、早めに「気づいて」対処することが大切です。

マニュアルでは、何らかのお薬を服用していて、
「高熱(38℃以上)」
「目の充血」
「口の中やくちびるのただれ」
「のどの痛み」
「皮ふが広い範囲にわたり赤くなる」
などの症状が認められた場合、放置せずに、ただちに医師、歯科医師あるいは薬剤師に連絡し、適切な処置を受けることが重要であると呼びかけています。

当院でも、抗生物質を処方した患者さんが、服用3日後から口じゅうに口内炎が発症し、服用中止で軽快した例があります。
お薬の服用後に、何らかの異常を感じたら、どんな些細なことでも必ずお知らせください。
当院は、医薬品・医療用具等安全性情報協力施設です。
医薬品等の副作用等を患者さんからの申告に基づき、随時報告しています。
あってはならない事故を、少しでも減らすためにご協力をお願いします。

医薬品の販売名、添付文書の内容等を知りたい時は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構
の医薬品医療機器情報提供ホームページ
から検索することが出来ます。

アンダルシアの聖堂

アンダルシアの聖堂(山田歯科医院)

玄関の絵が、かわりました。
前回の「薔薇の静物」に引続き、西井義晃画伯の「アンダルシアの聖堂」です。
今年は、夏らしい太陽を見ることが、なかなかできませんでしたが、
スペイン・アンダルシア地方の、夏のまばゆい太陽の暑い輝きを、この夏の名残として楽しんでください。

夏だ!花火だ!大沢野!

夏だ!花火だ!大沢野!(山田歯科医院)

本日、第16回大沢野花火大会が開催されました。
猿倉山の中腹にある会場からおよそ2.5km、我が家のベランダは絶好の観覧席です。
山の上から空をめがけて打上げられる花火は日本でも珍しいとのことです。
今年は、ほどよい微風だったので、硝煙で花火が曇ることもなく、
空から落ちてくる光のしずくが、周囲の山々をも七色に照らし出していました。
この大沢野花火大会は、毎年私の誕生日と相前後して開催されるため、
ベランダでのバーベキューパーティーの格好の余興となっています。




お詫び

システムの不具合により、このブログの更新が、山田歯科医院のホームページの新着情報に反映されない状態が続いていましたが、ようやく復旧しました。
ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした。

高額医療高額介護合算療養費制度

高額医療高額介護合算制度(山田歯科医院)

高額医療高額介護合算療養費制度が始まりました。
この制度は、「長期間入院した」とか「毎月介護サービスを利用している」など、医療保険と介護保険の両方のサービスを利用し、年間の自己負担が著しく高額になった場合、その負担を軽減するために、世帯内の健康保険の加入者全員の、1年間に支払われた医療保険と介護保険の自己負担額を合計し、一定の基準額を超えた場合に、申請することで、その超えた金額が支払われる制度です。

今年は制度開始の初年度に当たりますので、平成20年4月1日から平成21年7月31日までに支払った医療保険と介護保険の自己負担額が基準額を超えた場合、申請により限度額を超えた自己負担分が戻ってきますが、この申請受付が、8月1日から始まりました。

合算できる世帯の範囲や、自己負担限度額はそれぞれの健康保険の加入状況や世帯所得で、さまざまに異なっているのでかなり複雑ですが、これまで多くのお金を家族のために使ったと思われる方は、是非市町村の窓口や加入している医療保険の担当窓口に相談してみてください。

合算例(山田歯科医院)

天空のノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタイン城(山田歯科医院)

診療室に、大きなジグソーパズルが掛けてありますが、今日から絵柄が「天空のノイシュバンシュタイン城」にかわります。
3000ピース、完成サイズ73X102cmの大作です。
これまでの「モン・サン・ミシェルとその湾Ⅳ」と同様に、娘が一人で完成させました。
この40日間の集中力には全く脱帽ですが、もう少し勉学・スポーツにも振り向けてほしいものです。

歯の再生

東京理科大学の辻孝教授(再生医工学)らのグループが、マウスの胎児から歯のもとになる細胞を取り出して培養し、痛みの感覚がある、ほぼ完全な歯に再生させることに成功し、米科学アカデミー紀要電子版に発表しました。
<論文タイトル「Fully functional bioengineered tooth replacement as an organ replacement therapy」>

辻教授のグループは、2007年にマウスの歯を再生させることには成功していましたが、
今回は、 マウスの胎児から歯のもとになる細胞を取り出し、奥歯を抜いたマウスの抜歯した位置に移植したところ、歯が形成され、萌出して、正しいかみ合わせの位置で成長が止まり、萌出した歯の硬さも正常な歯と同じであることを確認しました。また、この萌出してきた歯に刺激を与えるとマウスの延髄に、歯痛を感じた際にできるたんぱく質がたまることから、歯と脳の神経がつながっていることも確認しました。
同グループは、約80%確率で、ほぼ完全な歯ができると報告しています。

歯の再生1(山田歯科医院)

歯の再生2(山田歯科医院)

この成果は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から歯のもとになる細胞を作り、歯周病や虫歯で失った歯の跡に移植すれば、歯が再生される可能性を示しています。
将来、この技術が確立できれば、入れ歯やインプラントがいらなくなると考えられます。

再生医療の臨床で応用が進んでいるのは皮膚や角膜といった比較的単純な組織に留まっているのが現状です。
今回の確認は、歯と同じように複雑で立体的な構造を持つ、肝臓や腎臓などの臓器の再生医療につながる成果として、大きな注目を集めています。

富山市歯科医師会訪問歯科診療推進長期総合計画

訪問歯科診療ユニット(山田歯科医院)


高齢者社会の成熟に伴い、歯科医療に対する考え方が変わりつつあります。
 富山市歯科医師会では、その取り組みとして、「富山市歯科医師会訪問歯科診療推進長期総合計画」を策定し、これまでの外来を中心とした歯科医療だけでなく、在宅や施設の要介護者を対象とした口腔内の定期的な管理により、低栄養と誤嘸性肺炎等の予防、食べる楽しみや話す楽しみ等を享受できるようにし、また、口腔ケアは生活習慣病対策としても重要であることや、介護予防の―環としての口腔ケアの位置づけを広く認識してもらうため、訪問歯科診療を会員すべての歯科医師がいつでも実施できる環境を整備することを目指しています。
 これに対して、中山間地の歯科医師の少ない地域における主に高齢期・寝たきり者等に対する在宅歯科診療の普及向上を目指している富山市より、歯科診療用機器の購入についての支援を受けることができ、このたび新規機種の導入が決まり、昨日その説明会を開催しました。
 これを機に、一人でも多くの市民が、訪問歯科診療の恩恵に浴することができるよう、広く市民にその内容を周知していただけるように、歯科医師会として活動してゆかなければなりません。