黒部川(戸出喜信作)

黒部川(山田歯科医院)
「黒部川 Kurobegawa – Une rivière dans les Alpes Japonaises」

いま、玄関にかかっている「レンガ色の屋根II」の作者である戸出喜信画伯(旧・宇奈月町出身)が、自身の大作「黒部川」(2.1m×9m、1998年)を黒部市に寄贈し、来年1月7日から2月3日まで黒部市美術館で公開されることが決まりました。
「黒部川」は、当初は宇奈月町のセレネ美術館が開設されるときに、招待作品として製作依頼されたものなのですが、諸般の事情からセレネ美術館に納品されることなく、根なし草の状態が続いていたものです。一時期、パリのユネスコ本部の迎賓室に飾られていましたが、残念ながらユネスコ本部も竟のすみかとなることなく、このたび、ようやく故郷に帰ってくることが決まりました。
戸出画伯のもう一つの大作である「アジサイ・シンフォニー」(1.5m×14.7m、1994年)は、インテック本社ビルに展示してあり、これで戸出画伯の二大大作が、氏の故郷に揃うことになります。
宇奈月町は黒部市と合併しています。セレネ美術館で通年公開することで、この「黒部川」をあるべき姿に戻していただきたいものです。

アジサイシンフォニー(山田歯科医院)
「アジサイ・シンフォニー Les hortensias en symphonie」

ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品(山田歯科医院)
富山県後期高齢者医療広域連合は、このようなカードを加入者のみなさんに配布して、ジェネリック医薬品への移行をお願いしています。
ジェネリック医薬品とは、新薬(先発医薬品)の特許が切れた後に販売される、新薬と同じ有効成分、同じ効能・効果をもつ医薬品のことです。
ジェネリック医薬品2(山田歯科医院)
当院で処方しているお薬は、
1.新薬のみで、ジェネリック医薬品が発売されていないもの
2.ジェネリック医薬品が発売されているが、当院では処方していないもの
3.ジェネリック医薬品
の、3種類に分類されます。
2の「ジェネリック医薬品が発売されているが、当院では処方していない」お薬の場合には、ジェネリック医薬品へ変更することができます。どうぞお気軽にご相談ください、当院の説明に同意していただければ、処方箋をお渡ししますので、調剤薬局でジェネリック医薬品を処方してもらうことができます。

糖尿病患者の口腔衛生に関するガイドライン

 国際糖尿病連合(IDF)は、「糖尿病患者のケア、および予防と治療を促進すること」を使命としている、約160か国、200を超える糖尿病学会からなる国際的組織です。
 この国際糖尿病連合が10月22日、糖尿病患者に関する、3つの臨床ガイドラインを発表しました。その1つが世界歯科連盟(FDI)の協力のもとに作成された「糖尿病患者の口腔衛生に関するガイドライン」で、アメリカ歯周病学会(AAP)もこのガイドラインを支持し、糖尿病専門医との継続的な協力関係の構築してゆくことを表明しました。
IDF Guideline Oral Health for People with Diabetes(山田歯科医院)
 このガイドラインの中で、歯周組織を破壊する歯周病をコントロールすることが、糖尿病の発症リスクを低下させることや糖尿病患者の血糖コントロールの改善につながるとして、糖尿病患者を治療する医療従事者に対して、以下の5項目の口腔ケアに関する指針が推奨されています。
 アメリカ歯周病学会会長は、このガイドラインを支持する理由の一つとして、「糖尿病患者における口腔衛生管理の重要性について関心を高め、さらに医科歯科連携の機会を増やすことにもつながる」ことをあげています。
 このガイドラインは、医師と患者向けに作成されたものです。医師や患者の方々には、歯周病のコントロールは糖尿病治療の一部であることを、是非とも理解していただきたいものです。

Recommendations on clinical care for people with diabetes
1. Enquire annually as to whether each person with diabetes follows local recommendations for day-to-day dental care for the general population, and (where access permits) attends a dental professional regularly for oral health check-ups.
2. Enquire at least annually for symptoms of gum disease (including bleeding when brushing teeth, and gums which are swollen or red).
3. In those people not performing adequate day-to-day dental care, remind them that this is a normal part of diabetes self-management, and provide general advice as needed. Advise those not attending for regular dental check-ups on the importance of doing so (where access permits).
4. In those people with possible symptoms of gum disease, advise them to seek early attention from a dental health professional.
5. Education of people with diabetes should include explanation of the implications of diabetes, particularly poorly controlled diabetes, for oral health, especially gum disease.

糖尿病患者の口腔衛生管理指針(私案)
1.糖尿病患者が毎日の口腔ケアを十分に行っているかを、少なくとも年1回診査する(可能なら、歯科で定期的にチェックを受けることを勧める)
2.歯周病の兆候(ブラッシンク時の出血,歯肉の発赤・腫脹)を、少なくとも年1回診査する
3.毎日の口腔ケアが適切にできていない患者には、口腔ケアは糖尿病の自己コントロールの一つであることを再指導する(できれば、歯科で定期的にチェックを受けることを勧める)
4.歯周病の兆候を示す患者には、早急に歯科を受診することを勧める
5.糖尿病(特にコントロールが不良な糖尿病)と口腔衛生(特に歯肉)の関連性を含めた患者教育を行う


西井義晃油絵展

西井義晃展(山田歯科医院)

文芸春秋画廊で開催されている、「西井義晃油絵展《カサブランカ幻影》」に行ってきました。
このブログが、偶然西井先生の目にとまり、先生自身から直接お招きをいただいていたのですが、
運よく東京歯科大学の講義と日程が重なり、初めて先生の個展を見にゆくことができました。
折りしも、先生が会場にいらっしゃったので、先生の絵に対するお考えをいろいろと聞くことができました。
診療室には、先生の絵がかかっていますが、おかげでこれらの絵を見る目も少しステップアップしたような気がします。

東京歯科大学講義

今年も東京歯科大学の講義に、行ってきました。
講義の範囲は、毎年同じなのですが、最新の知見を毎回更新しなければならないので、
結構、事前のリサーチが大変です。
今年は、パソコンが不調で、開始から15分ほど時間を無駄にしてしまいました。
そのため、予定の1/3ほどの範囲を講義することができませんでした。
学生諸君、どうもすいません。
その分、普段は公開しないようなデータやレジメを、Web上で公開してあります。
どうかそちらで、十分に復習してください。

今年は、盗撮ではありません。
撮影を許可したうちの一コマです。

東京歯科大学講義(山田歯科医院)

レンガ色の屋根II

レンガ色の屋根Ⅱ(山田歯科医院)

12月から玄関の絵を掛け替えました。
宇奈月町出身の画家、戸出喜信画伯の「レンガ色の屋根Ⅱ(Les toits rouges Ⅱ)」(1999年)です。
晩秋の趣が漂う、フランス・プロヴァンの街並です。
(でも、背景の並木からすると初夏なのかな?……ぼやき)

朝晩2回以上の歯磨きが、口腔・咽頭・喉頭・食道がんの予防になる

歯磨きと口腔がんのリスク(山田歯科医院)

日経ヘルス2010年1月号に、「朝晩2回以上の歯磨きが、口腔・咽頭・喉頭・食道がんの予防になる」という記事が掲載されています。
愛知県がんセンター研究所の疫学・予防部の松尾恵太郎室長の研究クループは、愛知県がんセンター病院を訪れた患者に行っている生活習慣などに関するアンケート調査のうち、2000年12月から2005年の11月までの5年分のデータの解析を行い、口腔から食道にかけてのがんリスクと生活習慣との関係を調べました。
この部位にがんを発症した961人と、がんでない2883人のデータを解析したところ、1日1回歯を磨く人の発症リスクを1としたとき、1日に1回も磨かない人と1日2回以上磨く人とでは、がんの発症リスクに大きな差があることがわかりました。(上グラフ)。
なぜ歯磨きによってがんリスクが軽減するのか、詳細な理由はまだ明らかになっていませんが、歯磨きによって口の中の細菌量がコントロールされることで、アルデヒドなどの有害物質を発生させる細菌等が減少することが関係しているのではないかと考えられています。
松尾室長は「科学的データはないが、就寝中は唾液分泌が少なく化学物質の蓄積も多い。朝食後と就寝前に磨くのが効果的なのでは」と話しています。
この研究結果は、2009年6月に開催された「がん予防大会2009 愛知」でも発表されています。
(P07 日本人における頭頸部・食道がんに対するブラッシング習慣のがん予防効果の検討)

歯周病は頭頚部偏平上皮がんの独立したリスクファクターで、「歯周病を予防することは口腔がんのリスクを低下させる」ことが示唆されていることをお伝えしましたが、歯周病を予防する最も有効な手段である歯磨きにより、口腔から食道にかけてのがんのリスクが軽減されることも示されたことで、口腔ケアはこの領域のがん予防に必須であることが示されたと考えてよいと思います。

ゆうりちゃんに愛の手を

ゆうりちゃん(山田歯科医院)

「ゆうりちゃんに心臓移植のお手伝いをお願いします」
当院の受付に、このような募金箱が置いてあります。

池田悠里ちゃん(6歳)は、心筋緻密化障害を持つ拡張型心筋症という先天性の心臓疾患を持ち、現在富山大学附属病院に入院中ですが、病状は大変厳しい状態にあり、心臓移植以外に助かる道がありません。
日本では15歳未満の臓器提供がまだ法的に禁止されているため、心臓移植を行うためには子供のドナーが許されている米国で移植手術を受けるしか方法はありません。
米国のコロンビア大学病院は、悠里ちゃんの受け入れの内諾しましたが、心臓移植には一億円を超える費用がかかります。しかし、健康保険などの公的なサポートが一切ないため、とても個人でこれをまかなうことはできません。
そこで、悠里ちゃんが普通の生活を取り戻せるようお手伝いするため、悠里ちゃんが心臓移植手術を受けるための費用を広く市民の方々に支援していただこうと、「ゆうりちゃんを救う会」が結成され、募金活動が始まりました。

幼い命の炎を絶やさないために、ご協力をお願いします。