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歯磨きで防ぐインフルエンザ感染

富山大学医学部ウイルス学講座白木公康教授によると、歯磨きの程度によって、インフルエンザウイルスの罹患リスクが変わってしまうとのことです。
感染細胞から放出されるインフルエンザウイルスは未成熟で、上気道の細胞への感染性をそれだけでは持っていません。
感染性を獲得するためには、トリプシン様たんぱく質分解酵素によって、ウイルス粒子の表面に存在するノイラミニダーゼの前駆体たんぱく質が切断される必要があるのです。
上気道に存在するクララ細胞がそのたんぱく質分解酵素を分泌していますが、実は口腔細菌もトリプシン様たんぱく質分解酵素を分泌しているのです。
従って、口腔内の衛生管理を怠ると、口腔内で成熟インフルエンザウイルスが誕生し、インフルエンザに感染し易くなるという訳です。
歯磨き励行。
皆さんもインフルエンザシーズンに備えて、きちんと歯磨きをしましょう。
(日経バイオテク 個の医療メール Vol.499 2013年9月18日)
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