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糖尿病患者は喪失歯が2倍

米国デューク大学のBei Wu教授は、1971年からのアメリカ国民保健栄養調査のデーターを分析した結果、この40年の間、糖尿病の有無にかかわらず歯の喪失状況の改善が見られた一方、歯の喪失本数は人種によって差があるものの、各人種において、糖尿病患者の喪失歯の本数は非糖尿病者の2倍となることを明らかにしました。

「Forty-Year Trends in Tooth Loss Among American Adults With and Without Diabetes Mellitus」(Prev Chronic Dis. 2015 Dec 3)

Wu教授は、今回の解析から 糖尿病患者は歯科ケアへのアクセスが不可欠と指摘しています。
我が国でも、日本糖尿病学会の「科学的根拠に基づく糖尿病ガイドライン2013」のなかで、「糖尿病と歯周病は相互に負の影響を与える。したがって、患者に糖尿病と歯周病の関連性を説明し、定期的に歯科を受診させて口腔状態を評価し、必要に応じて歯科治療を行うべきである。」という項目がグレードAのコンセンサスで推奨されています。

一生自分の歯でおいしく食べるために、特に糖尿病の患者さんは、定期的に歯科医院で、お口の状態のチェックとケアをお勧めします。

歯の喪失数の推移(山田歯科医院)

調査期間における喪失歯の数
 ● 黒人・糖尿病患者
 ■ 白人・糖尿病患者
 ▲ メキシコ人・糖尿病患者
 ○ 黒人・非糖尿病
 □ 白人・非糖尿病
 △ メキシコ人・非糖尿病

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